漫画家

大内おおうちゆうさん

—— マンガとの出会い
大学の授業で雑誌を作るというテーマが与えられ、雑誌を作成する。その中で、マンガを描いてみたところ、ぜひ続きを読んでみたいと反響が意外に多かった。自分は、そんな反響が嬉しく続きを描いてみたいと思うようになった。

現在WEBマンガで連載中の「みどり晴ればれ」は、茨城県とくに常陸太田市の街並みや地元の商店街や居酒屋、道の駅ひたちおおたを描いています。作成は、PCで行っており原画は多くはありません。マンガ作成には、取材や経験が大切でそのような対策が臨場感に一役買っている。この漫画では、女性主人公根本緑が茨城県で農業に関わっていく様子を描いてます。都心で働く女性が、現代社会のさまざまなストレスに悩んでいる時に、農業に出会います。そんな農業を通じて手作業handを行い、頭でheadで考え、健康helathになり、癒しherlを感じるまさにビタミンHの作品です。さまざまな自身の問いかけに自身の成長を描いている人間らしさhumanityの漫画でもあります。農業を熱心にがんばる高校生ヤンキー畑穣とという登場人物が、さまざまな“きづき”を展開していくのもこの漫画の魅力です。

—— マンガとは
マンガを描くことは自分自身のことであり、マンガと共に成長しているのが良くわかります。

—— マンガ家を目指すみなさんへ
やりたいことはとことんやった方がいい、力を出しきらないで、あきらめていった人をたくさん見てきた。勿体ないと思った。続けていくと自分を信じてくれる人が増え、自身の自信に繋がります。

「初連載におどおどしてますが、栗原陽平先生、二宮裕次先生、坂本拓先生、町田翠先生と出会えたおかげで頑張る事ができました。本当にありがとうございます。小さな畑を借りたので、穫れたて野菜をいつか読者の皆さんにおすそ分けしたいです。よろしくお願いします」1983年生まれ。常陸太田市内田町出身。子どものころから絵を描くことが大好きで、高校卒業後美術の予備校に通い始めると絵の才能はメキメキ上達し、多摩美術大学の造形学部デザイン科に入学。2014年第66回ちば賞「ヲタヤン小林」でデビュー。「Dモーニング」(講談社)で『農業ツバメ』、「月刊スピリッツ」(小学館)で『大沢居場所なし』『よせる男』など読切掲載。

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